VL53L0X 飛行時間型距離センサーブレークアウト - VL53L0X V2モジュール。VL53L0Xは、コンパクトなモジュールに統合された飛行時間測距システムです。このボードはVL53L0X用のブレークアウトですので、この製品を使用する前にVL53L0Xデータシートをよく読むことをお勧めします。 このVL53L0Xは、飛行時間型技術を使用して、放出された赤外線レーザー光のパルスが最も近い物体に到達し、検出器に反射して戻ってくるまでの時間を正確に測定し、自己完結型の距離測定システムとなっています。この飛行時間 (TOF) 測定により、物体の反射率による影響を最小限に抑えながら、ターゲットまでの絶対距離を正確に決定できます。 センサーは、1 mmの解像度で最大2 m(6.6フィート)の距離を報告できます。ただし、有効範囲と精度は、周囲条件、反射率やサイズなどのターゲット特性、センサー構成によって異なります。センサーの精度は、最適な条件下で+/-3%から、あまり好ましくない条件下で+/-10%以上の範囲です。 測距測定は、センサのI²C(TWI)インターフェースを介して利用でき、センサ設定の構成にも使用されます。センサーには、シャットダウン入力と割り込み出力の2つの追加ピンが含まれています。 VL53L0Xは高性能なICですが、その小型のリードレスLGAパッケージは、一般的な学生や愛好家にとっては使いにくい場合があります。推奨電圧は2.8Vで動作するため、3.3Vまたは5Vで動作するマイクロコントローラとのインターフェースが複雑になる可能性があります。このブレークアウトボードはこれらの課題に対処し、コンパクトなサイズを維持しながらセンサの統合を簡素化します。 ピン配置: VDD:安定化された2.8V出力。外付け部品には最大150mAまで対応可能。(VINを切断した状態で、内部レギュレータをバイパスした場合、2.8V入力として使用できます。 VIN:主電源接続、2.6V〜5.5V。SCLおよびSDAレベルシフタは、I²Cラインをこのレベルまで高く引き上げます。 GND:グランド(0V)接続。I²C制御ソースは、このボードと共通グランドを共有する必要があります。 SDA:レベルシフトI²Cデータライン。HIGHはVIN、LOWは0Vです。 SCL:レベルシフトI²Cクロックライン。HIGHはVIN、LOWは0Vです。 XSHUT:アクティブローシャットダウン入力。センサーを有効にするために、デフォルトでVDDにプルアップされます。このピンをローに駆動すると、センサーはハードウェアスタンバイ状態になります。この入力はレベルシフトされません。 カラー:パープル 材質:プラスチック パッケージ内容: 1 x VL53L0X V2飛行時間型距離センサブレークアウトボード 注: 照明や表示の設定により、画像と実際の商品の間に若干の色の違いが生じる場合があります。測定誤差許容値は+/- 1-3cmです。